オリックス 遠ざかる首位4差 打線沈黙4連敗、序盤の拙攻響き零敗

 「楽天7-0オリックス」(15日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスは課題の攻撃陣が沈黙で今季ワーストタイの4連敗。序盤の拙攻が重く響いた。初回は2死一、三塁もT-岡田が見逃し三振。二回は1死二、三塁を作りながら後続が倒れると、不穏な空気が漂い始める。

 プロ初勝利を目指し、四回まで無失点の山崎颯が先頭への四球から崩れて5失点。その後はあらがうこともできず、敗戦へ向かった。序盤に得点できれば流れも…その問いに中嶋監督は「ですね」と答え、宙を見つめた。

 吉田正が左太もも裏痛で離脱以降、チームは2勝6敗1分けと下降線。この連敗中の得点はわずか2点だ。指揮官は「結果が出なければ(攻撃も)淡泊に見える。今まではできていた。何とかそれをもう1回続けられるように、それしかない」と必死に前を向いた。

 遠ざかる首位・ロッテの背中。4ゲーム差に開き、16日にも自力Vが消滅する。「もう1回、自分たちの形を思い出してやるしかない」と中嶋監督。目の前の試合に全力を注ぐ。暗闇から抜け出す方策は、それだけだ。

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