関西国際大・翁田「少しでも上の順位でプロへ」7回途中1失点 高校時代は指名漏れ

 6回1/3を1失点と好投した関西国際大・翁田
 6回1/3を4安打1失点の好投を見せた関西国際大・翁田
 6回1/3を1失点と好投した関西国際大・翁田
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 「阪神大学野球、関西国際大3-2天理大」(15日、南港中央野球場)

 関西国際大が天理大を下し、今季初勝利を手にした。

 ドラフト候補で最速153キロ右腕・翁田大勢投手(4年・西脇工)が2年秋以来の先発マウンドに上がり、6回1/3を4安打1失点6奪三振の好投を見せた。

 スリークォーターから繰り出される力強い直球で相手を抑え込んだ。初回は連打で1死一、二塁の危機を招くも、146キロ直球で詰まらせ一ゴロ併殺でピンチ脱出。二回はこの日最速の151キロをマークしながら2者連続三振を奪い、三者凡退に抑えた。その後は六回まで四死球で走者を許しながらも無安打に抑え、0を並べた。

 2点リードの七回は147キロをマークしながらも、1死三塁から左前適時打を浴びて1失点。その後四球を出したところで途中降板となり白星はつかなかったが、約2年ぶりの公式戦の先発マウンドで堂々たる投球を披露した。

 「四死球を出しても失点につながらなかったところはよかった」と好投に手応えを得た翁田。既にプロ志望届も提出しており複数球団から調査書を手にした。「高校では指名漏れを経験したので、少しでも上の順位でいけるようにこの秋頑張りたい」。チームを勝利に導く投球で、自身のプロ入りの夢もつかみきる。

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