「東都大学野球、亜大4-3青学大」(13日、神宮球場)
最速150キロの変則右腕で今秋ドラフト候補の亜大・岡留英貴投手(4年・沖縄尚学)が好救援で今季初登板初勝利をマークした。六回からマウンドに上がると、「強気で投げよう」と147キロを計測した直球を軸に3回1安打無失点。6奪三振と青学大打線を寄せつけなかった。
不調だった今春から腕の位置をやや下げる意識を強め、「ボールの質はよくなったかな」と手応えをつかんでいる。希少なタイプにスカウト陣も注目。広島・松本スカウトは「回転のいいボールを投げていた。(直球は)伸びているように見える」と評価した。