楽天が3位転落 田中将が7回1失点の力投も打線の援護なく
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「楽天1-3ロッテ」(27日、楽天生命パーク宮城)
楽天が終盤に勝ち越しを許して敗戦。勝率の差でロッテと入れ替わって7月13日以来の3位に転落した。先発した田中将は7回5安打1失点の好投を見せたが、打線の援護がなく、勝敗は付かなかった。
1-1の同点で迎えた八回に2番手としてマウンドに上がった安楽が、3番・中村に痛恨の勝ち越し弾を左翼に浴びた。さらに1死二、三塁から代打・山口の遊ゴロの間に三塁走者が生還して、2点を失った。
安楽は、この試合が3連投目だった。守護神・松井が離脱したことで、より重要なポジションを任されたが、今季38試合目にして、初黒星となった。
先発・田中将は走者を背負っても無失点でしのいでいたが、1点リードの五回の先頭・安田に右翼への同点ソロを被弾した。
打線は初回に鈴木大の適時二塁打で幸先良く先制したが、それ以降は得点することができなかった。