高嶋仁氏 孫・奨哉の一発に快笑のち名将の顔「てんぐになったらあかん」で「88点」

 「全国高校野球選手権・準々決勝、智弁和歌山9-1石見智翠館」(26日、甲子園球場)

 3回戦に続き、またも祖父&父超えだ。智弁和歌山・高嶋仁名誉監督(75)の孫・奨哉内野手(3年)が聖地1号を放ち、チームを2006年以来15年ぶりとなる準決勝進出に導いた。高嶋家としても甲子園初アーチのメモリアルな一発となった。

 高嶋名誉監督が、孫の甲子園初本塁打を見届けた。前日に電話で助言していたと明かし「タイミングをしっかり合わせてと話していた。会心の当たりだったんじゃなかな」と笑顔。親子三代で「(祖父、父)2人で2本(安打)しか打ってないのに、あいつはもう(初戦の2安打と合わせて)3本も打っている」と言いながらも、この日の採点は「88点」と厳しめ。「てんぐになったらあかんから」と名将らしく孫の活躍を見守っている。

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