智弁和歌山 2年生剛腕・武元が甲子園デビュー、最速148キロ 優勝へ新たなピース

 「全国高校野球選手権・準々決勝、智弁和歌山9-1石見智翠館」(26日、甲子園球場)

 智弁和歌山の2年生右腕・武元一輝投手が鮮烈な甲子園デビューを飾った。

 9点リードで迎えた九回。今夏和歌山大会では登板のなかった背番号17がマウンドに上がった。豪快なフォームから繰り出した初球は146キロを計測。2球目にはこの日最速の148キロを投げ込み、4球オール直球で空振り三振。続く打者には死球を与えるも、3人目の打者も再びのオール直球の空振り三振。その後、盗塁と適時打で1失点を喫するも、最後も空振り三振に斬った。

 咋夏の交流試合では1年生ながら背番号20でベンチ入りを果たすも登板はなかった武元。この日は145キロオーバーの直球を次々と投げ込み、3つのアウトは全て三振。初めての聖地のマウンドに衝撃を残した。

 中谷仁監督は「期待している選手の一人です」と将来性を評価。00年以来21年ぶりの優勝を目指す智弁和歌山に、新たなピースが加わった。

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