PCR検査週1ペースへ 五輪の成功例受け専門家提案 NPB&12球団代表者会議

 日本野球機構(NPB)と12球団は23日、臨時の代表者会議を開き、新型コロナウイルスの新たな感染予防対策を議論。感染者の濃厚接触者の割り出しで、調査基準となる行動記録を陽性判明や発症の48時間前以降から、72時間以降に範囲拡大することなどを決めた。

 午前中に開かれたJリーグと合同の「新型コロナ対策連絡会議」では、専門家チームから東京五輪の成功例から検査頻度を上げることなどが提案された。

 5月下旬から検査頻度は緊急事態宣言対象地域の球団で週1度を目安としたが、これを基準に、鼻水などの軽い症状も報告や検査対象に決定。NPB・井原事務局長は「濃厚接触疑いの範囲拡大、症状の厳しい見直しで総合的に(検査)頻度は高まる」と説明した。

 また、コロナ会議後にプロ野球の斉藤惇コミッショナーは、今後のワクチン2回目接種が進むことを前提に「ワクチンを2回打った人は100%球場に入れて観戦してほしい希望を持っている」と、ワクチン証明などを用いて観客動員を増やす私案を明かした。

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