DeNA大貫“ゴン攻め”七回途中1失点 五輪期間中「ずっと見ていた」スケボに刺激

7回、満塁のピンチで降板する大貫(手前)=東京ドーム(撮影・西岡正)
2回、ロハスに先制ソロを浴びがっくりの大貫=東京ドーム(撮影・金田祐二)
力投する大貫=東京ドーム(撮影・飯室逸平)
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 「DeNA2-5阪神」(18日、東京ドーム)

 先発の大貫が6回2/3を115球投げて5安打5奪三振1失点と粘りの投球を見せた。三浦監督は「ブルペンではボールが中に中にと聞いていたが、マウンドに上がってからうまく修正していた」と評価した。

 二回、ロハスに先制ソロを浴びるも、そこからは阪神打線に得点を許さず。五回2死三塁では伊藤将を、この日最速の150キロの直球で見逃し三振に斬り、気迫の投球を見せた。

 七回2死満塁となったところで降板となったが、「序盤は自分のタイミングで投げられなかったですが、試合の中で上手く修正できたことはよかったです。七回はランナーを置いた状況でマウンドを降りることになり、ピンチの場面を抑えてくれた砂田には感謝です」と2番手の砂田に頭を下げた。

 1か月の中断期間中は「結構テレビにかじりついてました」と東京五輪を観戦。中でもスケートボードが印象に残ったという大貫。「見ていてすごくかっこいい技だったり、自分じゃできないことを簡単に、もちろん簡単ではないと思いますけど。解説の方もすごく面白くてずっと見ていました」と虜(とりこ)になっていた。

 スケートボードの解説では瀬尻稜さんが、「ゴン攻め」や「ビッタビタ」などユーモアあふれる解説でSNS上ではトレンド入りするなど注目を集めた。

 昨日、2本塁打を放った佐藤輝には1打席目から内角に“ゴン攻め”し、攻めの投球を見せた。逆転負けでチームは3連敗となったが、前半戦苦しんだ右腕はマウンド上で堂々と投球していた。

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