DeNA後半戦黒星スタート 奥川を打てず 三浦監督「予想以上によかった」
「DeNA1-4ヤクルト」(15日、HARD OFF ECOスタジアム新潟)
新潟で2年ぶりの開催、6年ぶり勝利を目指し、後半戦初戦を迎えたDeNAだったが、逆転負けを喫した。三浦大輔監督(47)は「今永も踏ん張ったけど相手投手(ヤクルト先発の奥川)にいいピッチングをされたと思います」と悔しさをにじませた。
二回に宮崎が先制の9号ソロを放ち、主導権を握ったかのように見えた。だが、初対戦となったヤクルトの先発・奥川から追加点が奪えず。指揮官は「予想以上によかった。打席の中で初対戦で、見極めがもう一つだったのかなと感じました」と打ち崩せなかった要因を話した。
先発の今永は今季最多の112球を投じたが、6回2/3を6安打3失点(自責2)で降板し、3敗目を喫した。五回まで無失点とヤクルト打線を抑えていたが、六回2死一塁から山田、村上に連続四球を与え2死満塁。オスナに逆転の2点適時打を浴びた。七回2死一塁で塩見に適時三塁打を浴び、降板となった。
三浦監督は「内容自体は悪くなかった。相手より先に降りたくないという気持ちは伝わった」と今永を評した。山田、村上への連続四球も「逃げたフォアボールではなかった」と攻めることはなかった。
試合後、球団広報を通じて南場智子オーナーは「2年ぶりの新潟開催。心待ちにされていたファンの方々に久しぶりに試合を見ていただくことができてとても嬉しく思います。また開催にあたり入念な準備に時間を割いていただきました関係者の皆様に感謝申し上げます。まだまだコロナ禍ではありますが、熱いプレーをお見せしてファンの方々に元気をお届けすることができるよう、残りのシーズンも全力で戦ってまいります。」とコメントした。