明徳義塾が九回サヨナラ勝ち 名将対決を制す 馬淵監督は単独4位の甲子園52勝目

9回明徳義塾2死二塁、センターオーバーのサヨナラ適時二塁打を放つ明徳義塾・森松幸亮=甲子園(撮影・伊藤笙子)
9回明徳義塾2死二塁、センターオーバーのサヨナラ適時二塁打を放ち、ガッツポーズの明徳義塾・森松幸亮=甲子園(撮影・伊藤笙子)
 5回を終え、グラウンドを見つめる明徳義塾・馬淵史郎監督(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、明徳3-2県岐阜商」(15日、甲子園球場)

 名将対決は両チームの投手陣が好投。1点を争う好ゲームとなり、明徳が県岐阜商に劇的なサヨナラ勝ちした。馬淵史郎監督は甲子園通算勝利を歴代単独4位の52勝とした。

 同点で迎えた9回、明徳は2死二塁とし3番・森松が中越えにサヨナラ打を放った。

 先制したのは県岐阜商。6回に死球の梅村を一塁に置いて3番・松野が右中間に三塁打で1点。松野は8回にも右前へ同点適時打を放った。

 明徳は1点を先制された直後の6回1死から3番・森松、4番・加藤が連続長打を放ち同点。なお1死三塁から5番・代木が勝ち越しの右犠飛を放った。

 県岐阜商は先制した6回無死三塁から明徳2番手の吉村に抑えられ、得点できなかったのが最後に響いた。

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