3日連続順延 明桜はブラバン帰還 主砲・真柴は「もう一度見せられるように」

 「全国高校野球選手権・1回戦、ノースアジア大明桜(降雨中止)帯広農」(14日、甲子園球場)

 12日、13日に続いて3日連続の順延となり、最速157キロ右腕・風間擁するノースアジア大明桜はこの日も甲子園の室内練習場で約2時間、キャッチボールやランニング、打撃練習などで汗を流した。

 練習後オンライン取材に応じた輿石重弘監督(58)は、「コントロールできないことを無理にしようとするとストレスになるので、『順延での学び、甲子園で野球ができるという感謝を自分の中でまとめていこう』と選手たちには伝えている。今はいい影響しか考えてません」と前向きな姿勢を示した。

 4番を務める真柴育夢(はぐむ)内野手(3年)も「モチベーションは上がっていていい感じ。常にどんな試合をするかということを考えながら過ごしている」とキッパリ。だが、度重なる順延で吹奏楽部は秋田に帰還するなどの影響が出ており、「とても素晴らしい応援をしてくれるので残念…。もう一度、九回までするところを見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

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