バッハ会長が野球の会場に登場 始球式で少年にボール手渡す

 「東京五輪・野球・1次リーグ、日本-ドミニカ共和国」(28日、福島県営あづま球場)

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が28日、福島県営あづま球場(福島市)で開催された日本-ドミニカ共和国の開幕戦の始球式に登場した。

 始球式を務めた少年にバッハ会長はボールを渡し、投球後は少年に笑顔で拍手を送った。王貞治氏や東京五輪オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の橋本聖子もマウンドの周りで始球式を見守った。

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)によると、バッハ氏はIOC副会長時代の2008年北京五輪でソフトボールの始球式を務めたことがある。

 開催都市が追加競技を提案できる権利を東京五輪から認められた中、野球はソフトボールとともに北京五輪以来の実施競技入りが実現。「復興五輪」の象徴として福島開催が決まった。

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