「侍ジャパン－楽天」（２４日、楽天生命パーク宮城）

　侍ジャパンの４番手でマウンドに上がった千賀滉大投手が試合後、収穫を口にした。

　３－３の七回から登板。八回に連続四球などで２死満塁のピンチを迎え、ディクソンに勝ち越しの中前２点適時打を浴びた。２回４安打２四球２失点も「自分の現状が把握できましたし、良くも悪くもピッチングの内容の中で、自分のことがよく分かったことが大きいかなと思います」と振り返った。

　左足首靱帯（じんたい）損傷を乗り越え、代表に選出されている右腕。失点したものの七回は先頭・ディクソンへの初球に１５９キロを計測するなど無失点に抑えた。試合後にはブルペンで約４０球を投げ、修正を図った。「今のボクでも、生かし方はあるなと（いう部分が）正直見えたかなと思います」と、前向きに捉えていた。