専大松戸、6年ぶり2度目の夏の甲子園に王手 最速145キロのサイド右腕・深沢が13K

 「高校野球千葉大会・準決勝、専大松戸7-2八千代松陰」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 今春の関東王者・専大松戸が快勝し、6年ぶり2度目の夏切符に王手をかけた。プロ注目で最速145キロのサイド右腕・深沢鳳介投手(3年)が9回6安打2失点完投。6者連続を含む13奪三振で昨夏の独自大会に続き、2年連続の決勝進出に導いた。

 「テンポよく投げていこう」と直球とスライダーを軸に、二回の6番から四回の2番まで三振に斬った。1-0の完封勝利を挙げた東海大市原望洋との5回戦に続いて一人で投げ切った頼もしいエース。0-2と惜しくも初戦敗退した今春センバツの借りを返す舞台をつかむまで、あと1勝だ。

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