花咲徳栄 苦戦も5回戦進出 エース松田が公式戦初完投

 「高校野球埼玉大会・4回戦、花咲徳栄3-1西武台」(19日、大宮公園野球場)

 花咲徳栄が苦戦しながら西武台を退けた。エースナンバーを背負う右腕・松田和真投手(3年)が10安打を浴びながら、1失点完投。公式戦で初めて1試合を一人で投げ切り、「すごくホッとした」と手応えをつかんだ。

 北海道出身で地元とは「比べものにならない暑さ」と感じつつ、走り込みなど継続してきたスタミナ強化が実った。六回無死一、二塁のピンチでは三者連続奪三振。「わかっていても打たれないストレート」を目指している中、決め球はすべて直球で仕留めた。

 岩井隆監督も「きょうは厳しいゲームになるとわかっていた」と警戒しながら勝ち切った。細かい継投策に打ちあぐねながら、八回に1点を追加した攻撃を評価。「夏は厳しいと思っている」と気を引き締め、中止となった昨夏をのぞいて15年から出場し続ける夏の聖地を目指す。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス