元阪神・呉昇桓が急きょ五輪韓国代表入り コロナ対策違反選手の代替

 韓国野球協会(KBO)は17日、元阪神で韓国プロ野球・サムスンの呉昇桓投手(39)を東京五輪に出場する韓国代表に追加招集すると発表した。キウムの韓賢熈(ハン・ヒョンヒ)投手が政府の新型コロナ防疫対策に反する飲酒行為により代表を辞退し、代替選手として選ばれた。

 呉昇桓は14年から2年間、阪神でプレーし守護神として活躍。“石直球”と呼ばれた強力な直球を武器に14年には39セーブ、15年は41セーブを挙げて2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。14年にはチームの日本シリーズ出場に貢献した。

 16年からは米大リーグ・カージナルスなどでプレーし、昨季からサムスンに復帰。今季もリーグトップの27セーブを挙げるなど、日米韓通算で444セーブを記録している。

 代表では金メダルを獲得した08年・北京五輪に出場。06年から始まったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)には4大会連続で代表に選ばれている。猛虎の元守護神が、侍の強力なライバルとなりそうだ。

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