ロッテ岩下、7点リードを2点差に 井口監督「守りに入ると彼の持ち味がでてこない」

6回、岩下球審(右)に抗議する井口監督(撮影・園田高夫)
力投する岩下(撮影・園田高夫)
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 「ロッテ7-6西武」(13日、メットライフドーム)

 ロッテは序盤に7点を奪いながらも、先発岩下がリードを守れず、5回を5失点と2点差に迫られる不調だった。五回、中村に右越え3ランを浴び2点差に迫られた右腕に井口監督は「守りに入っちゃうと、本来の彼の持ち味がでてこない」と奮起を促した。

 打線は二回までに7得点。初回に荻野の今季3度目のとなる先頭打者本塁打で先制後、レアードの適時二塁打で2点目を奪い、二回には中村奨の押し出し四球。マーティンが右越え21号満塁本塁打で7点のリードを奪った。

 快勝の流れになっていたが、勝ち頭の右腕が打ち込まれる展開に。打線の援護のおかげで自己最多の8勝目となったことに「序盤にあれだけ、リードをもらったのに、このようなピッチングになって申し訳ない」と反省した。指揮官は「後半戦も含めてどんどん攻めるピッチングをしないとチームも勝てない。楽しみにしている」と次回登板で立ち直ることを祈った。

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