ソフトバンク・工藤監督「今日は今シーズン一と言っていい」オリックスに連勝
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「ソフトバンク7-4オリックス」(11日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが連勝して、首位オリックスにカード勝ち越しを決めた。
打線が粘り強く、好投手の宮城に食らいついた。三回裏の野村の先制打。逆転された直後の四回裏の今宮が打った適時二塁打。その後、1点を追う七回裏の三森の同点適時打の、3本のタイムリーはすべて2死から飛び出した。
そして最後は千両役者が試合を決めた。4-4の八回裏、3番・柳田がオリックス2番手の代わったばかりのヒギンスから勝ち越しの21号ソロを右中間へ運んだ。柳田は六回の打席で宮城から右越えソロを放っており、2打席連発だった。
工藤監督は「今日の集中力はすごかったと思います。ベンチも一丸となっていた。投手陣も(先発の)和田君のアクシデントがあったけど、リリーフ陣がしっかり粘った。バッターも点を取られても『まだまだ』という思いがベンチからひしひしと伝わってきた」と話したうえで、「今日は今シーズン一と言ってもいいくらい、自分の仕事を果たしてくれた」と本当に嬉しそうに勝利の味を噛みしめていた。