神戸国際大付コールド発進 プロ注目・阪上が30号逆転2ラン「もう一度甲子園で」

 1回、逆転となる2ランを放つ神戸国際大付・阪上(撮影・北村雅宏)
 先発し、力投する神戸国際大付・楠本(撮影・北村雅宏)
 初戦を7回コールドで突破し、駆け出す神戸国際大付ナイン(撮影・北村雅宏)
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 「高校野球兵庫大会・2回戦、神戸国際大付8-1鳴尾」(11日、明石トーカロ球場)

 今春のセンバツに出場した神戸国際大付が鳴尾を7回コールドで下し、好スタートを切った。

 先制されて迎えた一回裏、1死二塁から、プロ注目の阪上翔也外野手(3年)が初球のスライダーを強振。「先制されたのでとにかく取り返すという気持ちだった。ライトオーバーかな?と思いましたが、バットの芯に当たって入ってくれた」と高校通算30号目となる2ランを右翼へ放ち、すぐさま逆転に成功した。その後も、攻撃の手を緩めることなく11安打8得点で圧倒。投げては、今大会でエースナンバーを背負う楠本晴紀投手(2年)が6回1失点、9三振を奪う好投を見せた。

 阪上は、大会2週間前に打撃フォームを変更。「足を上げずにすり足に変えて間を作るようにしたことで、自分の中でタイミングが合わせやすくなった」と練習試合などで本塁打を量産してきた。

 今春のセンバツでは、北海戦、仙台育英戦でエースとして先発するも、痛めていた右肘の影響で2イニング持たずして降板。今大会前も投手としては思うように投げられていないが、1カ月前の練習試合で147キロで自己最速を更新するなど、徐々に調子を戻してきている。「もう一度甲子園でプレーしたい気持ちはあります」と力を込めた阪上。春のリベンジを果たすためにも、まずは強豪ひしめく兵庫を勝ちきってみせる。

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