NPB シーズン日程1週間延長 各球団中止増、143試合消化へ予備日確保

 日本野球機構(NPB)が今シーズンの日程を1週間延長することが4日、分かった。5日の機構理事会で承認される見通しだ。新型コロナの感染拡大による中止や東京五輪での中断期間もあり、143試合消化のために試合予備日を確保するための方策となる。

 コロナ禍でのシーズンが2年目を迎える中、143試合を完走するための決断となった。今季は阪神が雨天などで計9試合を中止にしているが、今後も新型コロナの影響によるさらなる中止試合増加などが懸念される。

 東京五輪の中断期間もあり予備日の確保が難しく、1週間、日程を後ろへずらす形だ。これにより10月30日にファーストSが開幕予定だったCS、11月13日に第1戦を迎えるはずだった日本シリーズなども1週間程度、ずれ込むことになる。

 今季の日本シリーズ第7戦は11月21日を予定していたが、同28日に変更。コロナ禍で約3カ月の開幕延期があった昨季も日本シリーズ第7戦が11月29日予定だったが(実際は第4戦で終了)、昨年と同時期でのシーズン終了となりそうだ。

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