巨人・原監督 炭谷の楽天移籍は「彼の意思を(最後は)尊重したということですね」

 8回、攻撃のミスにがっくりする原監督(撮影・金田祐二)
 不機嫌そうに引き揚げる原監督(撮影・金田祐二)
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 巨人・炭谷銀仁朗捕手が金銭トレードで楽天に移籍することが4日、両球団から発表された。炭谷はこの日、出場選手登録を抹消されていた。

 原監督はこの日のDeNA戦後に改めて、炭谷の移籍に言及。「本人とも球団を含めて私も、よく話をしました。結論的な部分というのは彼の意思を(最後は)尊重したということですね」と説明。本人が出場機会を求めての移籍かということには「そのへんは本人に聞いてもらえればね。そういうことは僕たちには言わない。たとえば、『試合に出たいから出してくれ』ということでしょ?そういうことはないですよ」と話した。

 炭谷の移籍については、試合前にナインにも話したという。

 炭谷は16年目のベテランで西武から13年間プレーした後、FAで巨人に移籍。18年オフに3度目の指揮を執ることになった原監督がリード面や経験値を評価し、獲得を熱望した経緯があった。今季も44試合に出場していたが、6月10日のオリックス戦を最後にスタメンから遠ざかっていた。

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