高知・森木を撃破した大阪桐蔭・西谷監督は「一級品の投手」と絶賛

 力投する大阪桐蔭・松浦(撮影・吉澤敬太)
 1回、大阪桐蔭・花田と対戦する高知・森木(撮影・吉澤敬太)
 1回、大阪桐蔭・池田と対戦する高知・森木(撮影・吉澤敬太)
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 「練習試合、大阪桐蔭4-3高知」(3日、大東市立龍間運動広場)

 大阪桐蔭が高知の今秋ドラフト上位候補の最速154キロ・森木大智投手(3年)から3点を奪い勝利。夏に向けて弾みをつけた。

 初回、森木の直球を捉えた。2番・繁永晟内野手(3年)のフェンス直撃の中越え二塁打などで2死一、三塁の好機を作ると、5番・前田健伸内野手(3年)が左越え適時二塁打を放ち2点を先制。6回にも追加点を加えた。

 この日、先制打含む3安打を放った前田は「直球にキレがあったので振りまけないようにした。腕の振りより直球が伸びてくる」と、対応しつつも森木の直球のすごさを実感。西谷浩一監督は「いい投手でした。直球の強さ、変化球の精度、走者を背負ったところでギアを上げるなど一級品の投手だった。こういう投手を打っていかないと甲子園では勝てない」と語った。

 春のセンバツでは1回戦で敗退し、聖地を後にした大阪桐蔭。主将の池田陵真外野手(3年)などは負けたその日も深夜までバットを振り込んだ。「元気があって、一生懸命やる子が多いチーム」と、指揮官も今年に懸ける思いは強い。“全国制覇”を果たすため、最後の夏までにさらなる成長を遂げる。

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