マー君 チームが勝って「めちゃくちゃうれしい」 自身の投球が「邪魔していたな」

 今シーズン3勝目を挙げて松井(右)からウイニングボールを受け取る田中将(撮影・堀内翔)
 4回、勝ち越しを許して肩を落としながらベンチに戻る田中将(撮影・堀内翔)
 今シーズン3勝目を挙げて松井(右)からウイニングボールを受け取る田中将(撮影・堀内翔)
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 「西武4-6楽天」(23日、メットライフドーム)

 楽天の先発・田中将大投手が6回8安打4失点で5月1日・ロッテ戦以来となる3勝目を挙げた。チームの連敗も7で止まり、「めちゃくちゃうれしい」と笑顔を見せた。

 2点の援護を受けてマウンドに上がったが、初回と二回に連続失点して同点に追いつかれると、四回にも愛斗と柘植に連続適時打を食らい、一時勝ち越しを許した。最速は152キロをマークしたが、制球が安定しなかった。

 この投球に右腕は「チームの勝利はめちゃくちゃうれしいですけど、自分の投球内容はチームがいい形で初回から攻撃して今日こそはという流れをつくっていっている中で自分が初回に失点してしまった。その後も失点を繰り返してしまって味方の流れをそいでしまうような、本当自分の投球が邪魔していたなと思ってて。本当にふがいない気持ちでいっぱいでした」と反省した。

 それでも七回に岡島の逆転適時三塁打が生まれ久々の勝利。「今日は本当に助けてもらって勝てたので、みんなに感謝したいです。今度は自分がチームを引っ張れるような投球をしたいなと思います」と前を向いた。

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