オリックス 新外国人投手スパークマン獲得 福良GM「先発で考えています」
オリックスは23日、新外国人投手として米大リーグ、前ツインズ傘下3Aのグレン・スパークマン投手(29)を獲得したと発表した。
スパークマンは188センチ、98キロの右腕。平均150キロを超えるストレート、鋭く変化するスライダーが武器。背番号は56。年俸は3500万円プラス出来高(金額は推定)。
ブルージェイズ時代の2017年にメジャーデビュー。ロイヤルズに在籍した19年にはローテーション投手として23試合に先発し、7月16日のホワイトソックス戦では完封勝利も挙げるなど4勝11敗の成績を残した。
今季はツインズ傘下3A・セインツに在籍し、リリーフとして2試合に登板し、0勝0敗、防御率3・00。3イニングを投げ被安打2、6奪三振を記録した。
オリックスの外国人はアダム・ジョーンズ外野手、スティーブン・モヤ外野手、ステフェン・ロメロ外野手、タイラー・ヒギンス投手が在籍。
5月下旬にブランドン・ディクソン投手がコロナ禍のため来日未定となり契約解除した。
福良淳一GMは「ディクソンがああいう形になったので一人は投手を獲得したいというのはあった。今はうまくまわっているけれど、これから先どうなるか分からないので、この時期の獲得となった。まっすぐとスライダーの投手。以前はカーブも投げていた。そういうボールも使っていけば。メジャーでも先発としてまわっていたし。一応、先発で考えています。後半戦からいってくれたら」と獲得の経緯を説明した。