巨人 星稜出身の北村が地元で大暴れ 3ラン含む2安打3打点で28年ぶり石川星
「巨人6-1DeNA」(22日、石川県立野球場)
北陸の古都で地元出身の若武者が輝きを放った。巨人・北村が今季1号3ラン含む2安打3打点をマークし、チームを3連勝に導いた。金沢の人たちの期待を力に変え、成長した姿を披露した。
2点リードの四回1死一、二塁。左翼席へ弾丸ライナーを突き刺した。「ファンの方々が背中を押してくれるパワーを感じたので、うれしかった」と声援に感謝。三回の左前打を含めてマルチ安打で、左手中指を骨折した吉川の穴を埋めた。
今年は春季キャンプでアピールに成功したが、シーズンに入って結果が出なかった。原監督は「またチャンスが到来しているわけですから、是が非でも自分の“城”というのを築いて欲しいですね」と期待を寄せた。
チームは石川県立野球場で1993年以来、白星がなかった。28年ぶりの勝利を呼び込んだのは、星稜中、星稜高で白球を追った北村。「しっかり試合に出続けて、結果を残したい」とさらなる活躍を誓った。




