日本ハム・加藤 8回1失点の力投も4勝目ならず「また頑張りたい」
「ソフトバンク1-1日本ハム」(20日、ペイペイドーム)
日本ハムの先発・加藤貴之投手は8回、104球を投げ1失点。ソフトバンク打線を2安打に抑えたが、味方の援護にも恵まれず、5月12日のオリックス戦以来となる4勝目はつかめなかった。
序盤から緩急を使いテンポよく相手を封じていたが、一発に泣いた。1点リードの五回に、先頭の柳田に初球のカーブを完璧に捉えられ同点弾を被弾。それでも続く、川島、甲斐、バレンティンを三者連続三振に斬り、主導権は渡さず、六回以降は1本も安打を許さなかった。
柳田に浴びた同点弾について加藤は「打ったバッターがすごい」としつつ、「僕のボールも甘かったのでしっかり反省したい」と説明。「ホームランがなかったら、もしかしたら勝っていたのかなとも思うけど、悔やんでも仕方ない。また頑張りたい」と次回登板に向け気持ちを切り替えた。