オリックスがローテ再編 18日・楽天との首位攻防3連戦は山本由伸が先陣
オリックスが球宴まで残り22試合、ローテ再編でラストスパートを掛けることが14日、分かった。
まず、18日から2ゲーム差に迫る首位・楽天との首位攻防3連戦(楽天生命)。ここはエース・山本由伸投手(22)、宮城大弥投手(19)のパ防御率1、2位コンビからスタート。20日は楽天戦2試合で、防御率0・00の竹安大知投手(26)、21日の予備日も見据えて山崎福也投手(28)もスタンバイさせる。
22日からの日本ハム3連戦(京セラ)は京セラドームで防御率2・00と抜群の安定感を見せる山岡泰輔投手(25)から田嶋大樹投手(24)、増井浩俊投手(36)と続く。山岡は15日の2軍・阪神戦(オセアンBS)で調整登板を経て万全の状態で週頭の先発を担う。
リーグ戦再開を前に中嶋監督は「上にしがみついていく。一つ一つ勝って一つ一つ貯金を作っていくのが大事」と先を見ず、目の前の試合をどん欲に取りに行く姿勢を口にした。11年ぶりの交流戦優勝に導いた強力先発陣を前面に押し出し、戦国パを勝ち抜いていく。