ヤクルト・山田 2打席連発!六回反撃15号、八回V撃16号「自分でもびっくり」

 「ソフトバンク2-4ヤクルト」(12日、ペイペイドーム)

 主役の座を一振りでかっさらった。まさに千両役者の活躍。ヤクルト・山田が2打席連発を含む4安打と敵地で大暴れだ。「なんで打てたのか。自分でもびっくりしている」。強い思いが、白球を一押しした。

 打線に火をつけた。2点を追う六回は右翼ポール直撃の15号を放ち、「次の打席も集中していきたい」。諦めない。その後、同点に追いついた八回だった。無死一塁から、内角のシュートにフルスイングで反応。左翼席に16号2ランを突き刺し、試合を決めた。

 共に支え合う、エースとキャプテンだ。同点に追いついた直後の七回。1死一塁に内野手が集まり、2死二塁では山田が小川の元へ。右腕も「悔しい思いを一緒にしてきた。ピンチのときも声をかけてくれて、援護してくれる」と頼れる主将を信じて、腕を振った。

 一丸でつかんだ逆転勝利で、交流戦の5割以上が確定した。山田は力を込める。「また明日打てるように、新たな気持ちで頑張りたい」。一戦必勝で駆け抜ける主将1年目。止まることを知らない。

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