巨人 零敗…好調・吉川が死球で離脱 今季初4連敗、虎と6差に
「オリックス6-0巨人」(10日、京セラドーム大阪)
泣きっ面に蜂だ。巨人は打線が完封リレーを許し、今季初の4連敗。さらに好調だった吉川が初回に死球を受け、試合中に大阪市内の病院へ直行。「左手中指末節骨骨折および左手中指爪根脱臼」と診断され離脱が決まった。
打線は何度か好機を作ったが、一本が出なかった。「2死から(のチャンス)が多かったけどね」と原監督。吉川の骨折については「残念ではあるけどね。受け止めないと。わざとじゃないしね」とし、主軸に故障者が続出している現状にも「しかし、『道険笑歩』だよ。道が険しくとも笑って歩くと、進むと」と前向きな姿勢をみせた。
これで首位・阪神とのゲーム差は今季最大の「6」となった。11日からは主将の坂本が戦列復帰。巻き返しを図る。