関学大・黒原 7回8K1失点、150キロマーク 12球団スカウト熱視線

 「全日本大学野球選手権・1回戦、関学大6-1松山大」(8日、神宮球場)

 1回戦4試合と2回戦2試合が行われた。今秋ドラフト上位候補の関学大・黒原拓未投手(4年・智弁和歌山)は、7回1失点8奪三振の好投で12球団のスカウト陣にアピールした。

 最速151キロ左腕・黒原が全国の舞台で実力を示した。序盤はボール先行の投球。ソフトバンクのスピードガンで150キロをマークするも「2巡目から真っすぐを狙われていた」と四回には連打を浴びて1点を失った。

 ただ「変化球を多めに変えた」と巧みなシフトチェンジで反撃を封じた左腕。常に、「(ワインドアップとセットで)分けるより効率がいい」と無走者でもクイック投法で統一するスタイルが、素早い修正につながった。

 この日は12球団のNPBスカウトが集結。阪神は8人態勢で熱視線を送った。畑山統括スカウトは「球速も十分だし、上の舞台でも仕事ができる投手」と太鼓判を押した。

 「リーグの代表としてふさわしい戦いをしていく」と黒原。大黒柱の躍動が上位進出の鍵となる。

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