清原氏長男の慶大・正吾 “神宮初安打”お預け “2世選手対決”敗れる

 6回、空振り三振に倒れる清原
ネット裏で観戦する清原和博氏=神宮(撮影・佐藤厚)
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 「東京六大学野球春季フレッシュトーナメント、法大11-3慶大」(3日、神宮球場)

 法大が慶大を破り、優勝した。西武や巨人などで活躍した清原和博氏(53)の長男で慶大の正吾内野手(1年・慶応)は「7番・DH」で公式戦初スタメンとなったが、3打数無安打2三振1四球。“神宮初安打”はお預けとなった。

 連日スタンドに駆けつける両親の前で、Hランプをともせなかった。最大の見せ場は三回に同点に追いつき、なおも2死満塁で迎えた第2打席。父が祈るように両手を組みながら見つめる中、遊ゴロに倒れた。

 法大の先発はソフトバンク・吉鶴憲治バッテリーコーチ(50)を父に持つ翔瑛投手(1年・木更津総合)で“2世選手対決”となった。「自分が抑えたいと思っていた」という左腕を好機で打ち崩せず、神宮での快音は秋以降に持ち越された。

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