巨人・岡本和 V弾14号! ソフトバンク戦708日ぶり勝利 14連敗で止めた

 「ソフトバンク3-4巨人」(30日、ペイペイドーム)

 長いトンネルを抜け出した。巨人・岡本和真内野手が同点の五回に中越えの決勝14号ソロ。2019年6月23日からのソフトバンク戦14連敗を止め、同22日以来708日ぶりの勝利へ導いた。

 自らのバットで苦手の相手に土を付けた4番は「やっぱりずっと負けている。今年は交流戦首位に立つために3連敗は回避したかったし、今日は勝ててよかった」。昨年の日本シリーズでは13打数1安打に抑え込まれた鬱憤(うっぷん)も晴らし、表情を緩めた。

 五回1死。振り抜いた打球は、中堅フェンス最上部に当たってはね返ったようにも見えた。それを中堅・柳田がアピール。審判団は自主的にリプレー検証を始めた。岡本和自身も確信がなく、結果を待っている間は「『手を回してくれ!』と思っていました」と振り返った。

 検証後、審判の右手は空中で円を描き、ベンチに戻ると笑顔がはじけた。「初回のチャンスで打てなかったので」。リーグトップで並ぶヤクルト・村上も一発を放ち、本塁打王争いも熾烈(しれつ)だ。だが、チームの勝利が何よりうれしい。

 原監督は「ずいぶんストレスもたまっていただろうし、それが全て出たんじゃないでしょうかね」と称賛。シーズン中に連敗を止める最後のチャンスでソフトバンクを攻略。リーグ3連覇へ向け、4番が勢いづいた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス