ソフトバンク・長谷川 3年ぶり2発「いい集中力を出せた」二回柳田と2者連続弾

 「ソフトバンク8-3巨人」(29日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが豪快な5発攻勢で巨人を粉砕。強力打線の中で一際輝いたのが、スタメン起用された長谷川だ。まずは柳田のソロで1点差に迫った二回。「ギータ(柳田)の本塁打で勢いのあるまま打席に入れた」と、2者連続となる1号ソロで同点に追い付いた。

 2点リードの五回には3ランで勝利を決定づけた。自身3年ぶりの1試合2発。「いい集中力を出せた」。今季最多の1試合4打点も記録して、お立ち台で笑みを浮かべた。

 守備に就いての先発は今季初だったが、五回にはフェンスに乗り出して左邪飛をスーパーキャッチ。先発のマルティネスも「本塁打でも守備でも助けてもらった」と感謝した。

 チームは2019年7月以来となる1試合5本塁打。連日のド派手な“花火大会”で巨人戦はオープン戦も含めて14連勝だ。工藤監督も「意味のある本塁打を打ってくれた。好調だからといってすぐに本塁打が打てるわけではない。本当に素晴らしい」と完勝に導いたベテランへの賛辞を惜しまなかった。

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