楽天・滝中、攻めた 7回途中3安打無失点で3勝目
「巨人0-2楽天」(27日、東京ドーム)
強気の投球で連敗ストップを導いた。楽天・滝中が7回途中3安打無失点で3勝目。三振を奪うごとに雄たけびを上げ、ガッツポーズを見せて8奪三振。「勇気を持ってどんどん攻めていけた」と汗をぬぐった。
唯一、得点圏に走者を置いた二回1死一、二塁では、若林、大城を内角攻めで追い込むと最後はともに外角球で連続三振に斬った。「フォークの落ちもよかったと思います」。落ちる球で計17度の空振りを奪い、巨人打線を眠らせた。
今季は4月1日・ロッテ戦での二回途中10失点からスタートした。その直後に石井監督から闘争心の欠如を指摘されたという右腕が、成長した姿を見せつけた。