「巨人５－２楽天」（２６日、東京ドーム）

　楽天は先発・則本昂が四回に突如崩れて５失点。打線も相手先発・高橋に好投を許して２連敗となった。石井監督は試合後、則本昂について「四回とかの点数がもったいなかった」と振り返った。

　三回は３者連続三振を奪うなど、序盤は完璧に近い投球を見せていたが、四回に岡本に逆転２ランを許すと、若林、大城にも２者連続弾を許した。打たれたのはいずれも初球。指揮官は「昨日からの流れで言うと、入り球っていうところは気を付けなければいけないところではありましたよね」と岸が４回５失点でＫＯされた前日の同戦も引き合いに出しながら話した。

　その岸はこの日、１軍登録を抹消された。４月６日・西武戦から７戦白星から遠ざかる右腕について石井監督は「岸自身、流れが良くない。ちょっと流れを変えるって意味でも次の登板ってところはしないで違う投手でいこうと思ってます」と語った。

　この日ベンチから外れた捕手・太田については「あまり体調が優れないということで。足立が（代わりに）入りました」と説明。明日以降の出場については「もう少し様子を見てからっていうところですかね」と話すにとどめた。