DeNA再び自力優勝の可能性が消滅 三浦監督「攻略できなかった」と小川に脱帽

9回、見逃し三振に倒れベンチへと戻る佐野(右)=撮影・伊藤笙子
力投する浜口(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト1-0DeNA」(22日、神宮球場)

 DeNAが今季6度目の完封負けで、借金は今季ワーストタイの16に逆戻りとなった。そして自力優勝の可能性が再び消滅した。三浦大輔監督(47)は「(小川は)両コーナー、低めに丁寧に投げていた。攻略できなかったです」と脱帽だった。

 スコアボードに『0』が9つ並んだ。ヤクルト先発・小川の前に8回3安打無得点。1点ビハインドの九回、2番手のマグカフから無死三塁の好機を作るも、関根、佐野、オースティンが打ち取られゲームセット。無死三塁からの無得点に指揮官は「関根、佐野、オースティンに任した。結果なので」と話した。

 先発の浜口は丁寧にボールを低めに集め、7回3安打1失点。先発投手として十分の役割を果たした。前日には「先頭打者を大事にいきたい」と話していた左腕だったが、三回に先頭の西浦に2ボールから低めの直球を左翼席最前列に運ばれ、痛恨の失点となった。

 23日は今永が281日ぶりにマウンドに帰ってくるだけに、何とか打線が援護したい。

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