プロ野球 25日以降の開催は24日話し合い 保健所の判断待ち

 日本野球機構(NPB)と12球団は21日、臨時実行委員会を開き、新型コロナウイルスで計11人の陽性者を出した広島から感染拡大の懸念が消えない旨の報告を受け、同日からの広島-阪神3連戦(マツダ)の中止を決定。今後の試合開催に関しては当該保健所の指示等を考慮した上で、24日の12球団代表者会議で話し合うとした。

 日本ハムで起きたクラスター事案では、当該保健所からチーム活動休止などの指示があり計4試合が延期された。

 NPB・井原事務局長は25日以降の試合開催に「保健所のご指導もいただきながら(開催の)可否を考えていく。まずはそこ(24日)で話し合うことになる」と説明した。

 中止の試合が増えている現状で、代替試合によって過密日程の懸念もある。今後の日程について井原事務局長は「いろいろな考え方はできると思うが、まだ議論はしていない。議論が始まるとすれば(24日の)12球団代表者会議と思っている」と見通しを語った。

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