DeNA・大和 自らの失策取り返す勝ち越し打「何とかあの打席で」指揮官も称賛

 大和(中央)の勝ち越し打で連敗を止めたDeNAナイン(撮影・伊藤笙子)
 9回、勝ち越しとなる2点適時二塁打を放った大和に拍手を送る三浦監督(撮影・伊藤笙子)
 9回、勝ち越し打を放った大和(撮影・伊藤笙子)
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 「ヤクルト3-5DeNA」(21日、神宮球場)

 DeNAが5月7日の阪神戦(横浜)以来、8戦ぶりの白星を手にした。山崎が3勝目、三嶋が6セーブ目を挙げた。2週間ぶりの白星にDeNA・三浦大輔監督(47)は「(大和は)勝負強いバッティングをしてくれたと思います。状態も上がってきていたので」と、勝ち越し打を放った大和をたたえた。

 チーム最年長が試合を決めた。3-3の九回2死から代打の関根、桑原が連続安打。2死一、二塁となり、大和がヤクルト5番手の石山から右中間を真っ二つに破る勝ち越しの2点適時二塁打を放った。

 今季初のお立ち台に上がった大和は「うれしいです」と淡々と振り返った。しかし、四回には自らの一塁悪送球から先発投手のロメロが崩れ、1点差に迫られた。大和は「自分のエラーから投手を苦しめてしまった。何とかあの打席で」と強い気持ちを持っての一打だった。

 今季で34歳。チーム最年長の大和。柴田、倉本の離脱でスタメン出場が増え、16日の広島戦(マツダ)では今季初猛打賞。この試合を含め、直近5試合で18打数7安打、打率・389と好調だ。大和は「とにかく1つのゲームで勝ちにこだわっていけるように」と目の前の一戦を戦い抜くことを誓った。

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