“雨男”ヤクルト・バンデンハーク“3度目の正直”だ スライドし本拠地で燕初陣
「阪神(降雨中止)ヤクルト」(20日、甲子園球場)
ヤクルトのリック・バンデンハーク投手(35)が20日、“3度目の正直”でデビュー戦に向かう。この日の阪神戦中止で、デビュー戦予定が2度続けて雨の影響で流れる“不運”。難しい調整が強いられる中、21日のDeNA戦へスライド登板が決定し、本拠地で初陣を迎える。
当初は15日にデビューだったが、雨天中止による先発ローテの変更で1週ずれ込んだ。そしてこの日も雨天中止。雨に泣く右腕だが、伊藤智投手コーチは「(今日も明日も)両方バンデンが投げる予定、連投の予定でした」と笑わせた。
昨季までソフトバンクに在籍し、来日7年目。伊藤コーチは「調整は難しいが、日本も長い。普通の外国人よりはうまいのかな」と信頼を寄せる。日本通算43勝を誇る助っ人右腕がついに“ベール”を脱ぐ。