楽天・岸、流血投球実らず 6回2失点も勝敗つかず「粘ることができてよかった」

 日本ハム戦に先発した岸
 5回、渡辺に犠飛を許した岸。生還する三走鶴岡(右)
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 「楽天-日本ハム」(18日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・岸孝之投手(36)が6回5安打2失点でマウンドを降りた。雨中で粘投したものの、4月6日・西武戦(メットライフ)以来、6戦ぶりの白星とはならなかった。

 初回の先頭・西川に左前打とされると、盗塁と内野ゴロの間に1死三塁とされ、近藤の二ゴロの間に生還を許し、先制点を与えた。五回にも渡辺の犠飛で1点を失った。

 二回の途中には利き手である右手の親指付近を負傷。血でユニホームを染めたが、2失点にまとめ上げた。五回に味方が同点に追いついて勝敗は付かず。降板後には「悪いなりにですけどね。しっかり粘ることができて良かったです」とコメントした。

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