石橋貴明が始球式で山川を打者指名 デビュー戦の佐々木朗希に配慮?マウンド前から投球

始球式を務める石橋貴明=ZOZOマリン(撮影・金田祐二)
西武・山川穂高を打席に立たせる石橋貴明=ZOZOマリン(撮影・金田祐二)
始球式を務めたとんねるずの石橋貴明(左)を見つめるロッテ・佐々木朗=ZOZOマリン
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 「ロッテ-西武」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 とんねるずの石橋貴明(59)が始球式を務めた。背番号16のロッテのユニホームを着用し、オープンカーで登場。気合いの入った表情で西武ベンチに向かって叫び、山川を急きょ打席に呼び寄せた。

 苦笑いの山川に対し、石橋は終始気合いの入った表情。そして、マウンドのかなり前から投球した。ワンバウンドのボール球となったが、山川は空振りし、ガッツポーズをみせた。球速表示は「148・4(いしばし)」。降板後はマイクを握り、「今日は佐々木君を応援しましょう!魂!」と叫んだ。

 マウンド前からの投球は、この日がデビュー戦となったロッテ・佐々木朗希投手に配慮したとみられる。石橋が降板後、佐々木がマウンドへ上がった。

 投球後、石橋は「何十年ぶりの始球式。ドジャースタジアムでドジャースで投げて以来かもしれないです。やっぱり、お客さんに見守られて投げるというのは最高の気持ちですね。プロ野球界の宝の船出に参加することができてうれしかったです。(佐々木朗希選手は)本当にこれからの千葉ロッテマリーンズを、いや球界を背負って立つ大エースになることを願っています。本日はありがとうございました。私、160キロ、出ていましたよね?(笑)」と背番号17にエールを送った。

 15日にはティモンディの高岸が始球式を務め140キロをマーク。事前には「肩が全然回らないのでホームベースまで届かないと思いますが、ティモンディに負けないように146、7、8キロくらいは出したいなと思っています」とコメントしていた。

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