オリックス・吉田正 マー君撃破弾!値千金逆転3ラン チーム11年ぶりリベンジ星

 「オリックス4-3楽天」(15日、ほっともっとフィールド神戸)

 これぞ主砲の一撃。メジャー帰りの強敵右腕の表情をゆがめさせる一発だ。「何とか(フェンスを)越えてくれと」。オリックス・吉田正のプロ通算99本目は楽天先発・田中将から値千金の逆転3ラン。これ以上にない仕事ぶりが凄(すさ)まじい。

 2点ビハインドで迎えた六回1死から福田と宗が連打で一、二塁。1ボールからの外寄りツーシームを逆方向へ。舞い上がった打球が左翼フェンスをギリギリで越えていく。自らの打球は価値ある8号逆転3ランとなった。

 対決が楽しみだった。「球界を代表するピッチャー。打てたのは自信になりました」。四回には百戦錬磨の右腕との初対決でチーム初安打となる中前打。3戦連続マルチで打率・359としリーグトップを維持だ。

 3973日ぶりの勝利をもたらした打棒。チームは2013年10月8日以来の田中将との対戦。2010年6月29日の対決で勝って以降、同年8月1日から10連敗だった。14年から昨年までMLBでプレーしていたとはいえ、11年ぶりの“リベンジ星”が尊い。

 試合後、上空へ打ち上がった花火が勝利を彩る。チームは連勝。順位は4位ながら首位・ソフトバンクと2・5ゲーム差に。「(この日を)自分の自信に」と吉田正。“マー君撃ち”は今後への肥やし。その打棒でチームを上位へ押し上げる。

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