ソフトバンク 首位浮上!左並べて難敵攻略 3週間ぶりの連勝

 「日本ハム3-7ソフトバンク」(15日、札幌ドーム)

 ソフトバンクが速攻で試合を決めた。二回、日本ハムの先発バーヘイゲンに対し、先頭長谷川の右前打を起点に無死一、二塁とすると、8試合ぶりスタメンの明石が先制右前適時打。「流れを持ってくることができた」としてやったりだ。

 三回にも上林の2点適時打などで3点追加。難敵を、この時点で降板に追い込んだ。

 1番から8番までスタメンに左を並べた思い切った策がはまった。三回までに6安打、4四球に足も絡めての快勝劇だ。首位浮上に工藤監督も「いいつながりを見せてくれ、点にもつながった」と満足げだ。

 昨年から続く札幌ドームでの連勝は10に達した。リーグ最速の20勝目で、約3週間ぶりの連勝もマーク。「久しぶりですね。先発がある程度、我慢してくれたらね。打線もつながりを考えながら、頑張ってくれている。我慢すれば、打線が点を取ってくれる」と指揮官はうなずいた。4月26日以来の首位。ここから加速の予感が漂う勝利となった。

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