楽天マー君が3敗目 痛恨の逆転3ラン被弾にぼう然 オリに3973日ぶり黒星

6回、吉田正(下)に左越え逆転3ランを浴びた田中将(撮影・佐々木彰尚)
逆転を許した6回を投げ終え、厳しい表情でベンチに戻る田中将(撮影・高部洋祐)
6回、吉田正は左越えに逆転3ランを放つ(撮影・佐々木彰尚)
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 「オリックス4-3楽天」(15日、ほっともっとフィールド神戸)

 楽天・田中将大投手が7回6安打3失点で3敗目(2勝)。得意にしていたオリックス戦で、3973日ぶり黒星となった。

 今季最多の8奪三振をマークするなど、序盤は圧巻のピッチングを見せたが、六回1死から暗転。3勝目は次回登板以降にお預けとなった。

 四回1死で吉田正に中前打を浴びるまで無安打ピッチング。この日も前回同様、ツーシームが多めの配球でオリックス打線を封じていった。

 しかし、2点リードの六回1死から1番・福田に左前打を許すと、宗にも一、二塁間を破られ、一、二塁のピンチ。続く、吉田正に左翼フェンスをギリギリ越える逆転の3ランを被弾した。

 腰に手をやり、スタンドインを見届けた右腕はその場に立ち尽くした。その後、味方が八回に1死満塁のチャンスを作り、得点次第では続投の姿勢も見せていたが、浅村が遊併殺打に倒れると、ベンチ裏へと引き揚げた。

 楽天・田中将にとって、オリックスは相性の良い相手。MLBでプレーするまで、通算成績は27試合で17勝3敗で大きく勝ち越していた。最後に負けたのは2010年6月29日で同年8月1日から13試合黒星なしの10連勝中だったが、ついに記録が止まった。

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