高校野球 東北大会の中止を発表 コロナ変異株の増加などで苦渋の決断

 東北地区高野連は13日、6月2日から秋田で開催予定だった春季東北大会の中止を発表した。依然としてコロナ禍が続く中、東北6県の臨時理事長会議にて慎重に協議。以下の留意点から苦渋の決断に至ったと説明した。

 1.高校野球は学校教育の一環であり、その活動が制限されていることから、選手の安全と健康を最優先に重視すること。

 2.新型コロナウイルス感染症の変異株の増加により全国的に感染拡大の収束の見通しが立たないこと。

 3.選手並びに関係者の移動や宿泊などの県外との往来について、感染防止対策が徹底できないこと。

 4.開催日程を後に変更した場合、夏の選手権地方大会への影響が懸念されること。

 昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で高校野球のすべての全国大会が中止となり、昨春の都道府県大会や地区大会は中止や中断を余儀なくされていた。

 今年に入って春のセンバツの無観客開催を筆頭に制限を掛けながら全国の大会が開かれていたが、9つの地区大会では初の開催断念となった。

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