DeNA笑顔なきドロー 三浦監督、同点被弾の三嶋に「何とかしてもらわないと」

6回の攻撃中、手帳にメモをしながら考え事をする三浦監督(中央)=撮影・伊藤笙子
8回に逆転するも追いつかれ、引き分けとなり、肩を落とすDeNAナイン(撮影・伊藤笙子)
9回、岡本和に同点2ランを浴び、グラウンドにしゃがみ込む三嶋(撮影・伊藤笙子)
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 「DeNA5-5巨人」(12日、横浜スタジアム)

 引き分けでこの日の自力優勝の可能性消滅はなくなったが、試合終了時のナインに笑顔はなかった。DeNA・三浦大輔監督(47)は「(三嶋は)2アウトまでよかったが、ヒットとホームラン。あと一つで力が入ったとこでの失投を見逃してくれなかった。何とかしてもらわないといけない」と声を振り絞った。

 2点リードの九回2死一塁。マウンドには前夜、同点の場面で若林、吉川尚に連続本塁打を浴び敗戦投手になった三嶋。巨人の4番・岡本和に同点2ラン。打球を見送った三嶋はがっくり両手を膝に付き、しゃがみ込んだ。

 先発の浜口が7回3失点と粘りの投球を見せる中、打線は二回の宮崎の2ランのみ。1点差のまま試合は八回裏。2死一塁からソトが4号逆転2ランを放つと、続く牧も2者連続となる8号ソロを放ち土壇場で試合をひっくり返した。

 九回には2死から桑原は一塁手と二塁手のお見合いで安打で出塁した。全力疾走していれば二塁までいけたかもしれないプレーに指揮官は「もう一回全員でしっかりやっていきたい」と話した。

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