今秋ドラフト候補の国学院大・福永がV打 10年秋以来のV王手

 「東都大学野球、国学院大6-5中大」(10日、神宮球場)

 国学院大が延長の末に中大を振り切り、2010年秋以来となる2度目の優勝に王手を懸けた。タイブレークの十回に今秋ドラフト候補の福永奨捕手(4年・横浜)が決勝適時二塁打。勝ち越した1点を守り切った。

 「シンプルに考えて楽しんでいこう」と、自然体で福永は打席に入った。スライダーを捉え、左中間フェンス直撃の決勝打。あと少しで柵越えの当たりにも「パワー不足かもしれないです」と笑い、チームの勝利につながったことを喜んだ。

 直後の守備でも扇の要として引っ張った。タイブレークの十回無死一、二塁から素早いバント処理で三塁を封殺。1死後に、エンドランを仕掛けた二走を刺して三振ゲッツーに仕留めた。

 想定外のプレーにも慌てず、「うまく周りが見えていた」と勝ち切った。主将は攻守で頼れる存在。「当たり前のことをやっていこう、と。ワンチームでできている」と14日の中大戦を取り、歓喜のフィナーレを完成させてみせる。

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