ロッテ・朗希 6回1失点“プロ初星”「先発として仕事できた」
「イースタン、楽天1-7ロッテ」(8日、森林どりスタジアム泉)
ロッテの佐々木朗希投手(19)が8日、イースタン・楽天戦(森林どり泉)に先発し、プロ入り後最多の85球を投げて6回5安打1失点6奪三振の力投でプロ初勝利を挙げた。
6回1安打無失点と好投した前回1日の同・巨人戦から中6日。この日も好投で応えた右腕は「勝ち投手というよりは、先発としての仕事ができたことがよかった」と充実感に浸った。
ピンチに動じることなく、快速球をテンポよく投げ込んだ。五回1死一塁では水上への直球が左肩を直撃。倒れ込む姿を心配そうに見やったが、切り替えて和田を空振り三振。吉持は150キロ直球で中飛に仕留めた。この日の最速は156キロをマークし「相手がストレートを狙っている中で、ストレートで勝負して抑えることができてよかった」と手応えを明かした。
結果を伝え聞いた井口監督は1軍昇格について「明日、明後日の体の状態を見て考えていきたい」としたが、最短で15、16日の西武戦でのデビューが見えてきた。