「ソフトバンク２－２西武」（７日、ペイペイドーム）

　頼りになる主砲が帰ってきた。２点を追う４回２死。西武・山川が左翼席への２号ソロを放った。「反応でしっかり打てて良かったし、うれしかった」。石川のパワーカーブをライナー性の打球で運んだ。

　３月３０日の日本ハム戦で本塁打を放った際、一塁ベース付近で左脚を痛め出場選手登録を抹消。「焦っていた。毎日必ず試合は見ていたし、早く復帰したいという思いでリハビリや練習を頑張ってきた」と振り返った。

　ようやくの復帰で一発回答。「ここまで迷惑をかけているし、１戦１戦必死にやっていこうと思っている」と山川。辻監督は「山川がいなくて（チーム本塁打の）数も少ないけど、復活してホームランの大きさを感じた」と、ここからの進撃に手応えだ。