大商大が開幕8連勝 先発上田が6回無失点「真っすぐで押して三振取れた」

 1回、大商大・犬飼慶樹の適時打で生還する大商大・福元は拳を握る
1回、先制となる適時打を放つ大商大・福元悠真=わかさスタジアム京都
先発し、6回を無失点に抑える好投を見せた大商大・上田大河=わかさスタジアム京都
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 「関西六大学野球、大商大11-3大院大」(3日、わかさスタジアム京都)

 大商大が大院大を下し、開幕から8連勝で勝ち点を4とした。

 先発した最速148キロ右腕・上田大河投手(2年・大商大高)は、6回無失点と好投。6安打されながらも、威力のある直球と大学に入ってから精度を上げたというカットボールを軸に要所を締め、今季3勝目をマーク。「とくに気負うことなく、真っすぐで押して三振も取るとこは取れたのでよかった。ランナー出てからの入り方を課題にしていましたが、少しずつ克服していると思う」と納得の表情で振り返った。

 打線も13安打11得点と爆発した。「4番・DH」で出場したドラフト候補の福元悠真外野手(4年・智弁学園)は、5打数3安打で打線をけん引。「自分の結果よりチームが勝つことが大事なので、低めの打球を打つことを意識した」とコンパクトなスイングで鋭い打球を放った。

 大商大は、この後行われる第3試合で京産大が勝って龍谷大が負ければ、4季連続優勝が決まる。主将の福元は「リーグ戦で優勝するためじゃなく日本一を取るためにやってるので、足元をすくわれないようにもう一度しっかり準備していきたい」と気を引き締め直した。

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